教育まちづくり委員会が開かれ、マンション建築に関する陳情書を審議 再度継続審査になる

 蕨市議会教育まちづくり常任委員会は11月8日に委員会を開催し、議会閉会中の継続審査という扱いになっていた「(仮称)レクセルマンション蕨」建築計画の見直しに関する陳情書について審議しました。
 委員の質問に答えて担当職員から、業者は説明会を14回開いたが、7階建の考えは変わっていないこと、工事協定書については業者と住民とでやりとりしているが、合意に至っていないこと、建築確認申請が民間確認検査機関に出され確認済証が交付されているが、行政としては業者に話し合いの継続を求めていること、等が説明されました。
 討論に入るところで新政会の須賀議員から、「陳情書」を継続審査にする動議が出され、賛成多数によって動議が可決されました。12月定例市議会での採決で継続審査に賛成が多数となれば、12月議会が終了した後から3月定例市議会までの間に教育まちづくり常任委員会で3度目の審査をすることになります。
 日本共産党は住環境を守る立場から住民の要求を支持しており、「陳情書」を採択すべきとの態度です。