ひどい!突然二万円に大幅減額 敬老祝金の改悪について質疑

 敬老祝金贈呈条例の一部を改正する条例が3月市議会に提案されました。その内容は表のとおりで、対象年齢は変えず、支給金額を一律2万円へと大幅に改正するものです。
山脇紀子議員が質疑を行い、1.対象人数は。2.影響額は。3.対象者への減額する旨の周知の方法や、これまでどのように説明を行ってきたか、等を質疑しました。
藤田健康福祉部長は、1.1989人で前年度より133人の増加。2.給付額は3978万円となり、現行より2778万5千円の減額となる。3.広報やHPに掲載する他、支給対象者に申請書と一緒に通知文書を同封する、と答弁しました。  
また市長にも見解を聞いたところ、「断腸の思いであるが、祝金なので市の懐ぐあいで決まる」と答弁しました。山脇市議は「削減額が大きすぎるし、経過措置も設ける必要がある」と述べました。
 
敬老祝金の削減に怒りの声

今年やっと77歳になり3万円の祝金をもらえると喜んでいたのに、突然にして2万円に減額するなんてひどい!「敬老」の名をふみにじった年寄りへの仕打ちです。(南町・女性)

表 敬老祝金の改悪内容

改正前 
満75歳25000円
満77歳30000円
満80歳35000円
満85歳40000円
満88歳45000円
満90歳50000円
満95歳70000円
満99歳以上100000円

改正後(平成17年4月1日より)一律20000円