保育士2名の増員で低年齢保育の充実を

 日本共産党が提案した2005年度予算組み替え案では、正規保育士2名の増員を提案しました。
 これは、一般質問でも取り上げましたが、1歳児クラス定員80で80名、2歳児クラス定員90で90名、3歳児クラス定員105名で101名の入園児童予定(3月10日現在)があり新年度当初は待機児童が出ませんでしたが、途中ですぐに希望が出て、待機児童が生じる恐れがあるので、新年度から正規職員2名を配置して定員枠を拡大すべきとの考えです。昨年度はくるみ保育園で初めて3歳クラスの定員の弾力化を図り5名の枠が広がりました。そのように、今年度も低年齢児クラスでの定員枠の拡大を要求しています。
 これにかかる費用は、626万3000円(短大卒1人分年間313万1500円)を見込みました。

県の基準どおり学童指導員の常時3名体制を希望

 日本共産党が提案した予算組み替え案には、学童保育室の指導員を各施設1名ずつ合計7名増員するよう提案しています。費用は指導員1名分年間で735000円を計上しました。
 これは現在の学童保育室の職員体制は通常2名体制で行われています。しかし、昨年埼玉県が発表した「放課後児童クラブ運営基準」では児童数20名以上には指導員3名以上を配置するよう言われています。蕨市内には7ヶ所の学童保育室がありますが、すべてが20名を超えています。児童数が多い南町(65名)、中央東(43名)、北町(66名)においては1年生が落ち着かない1学期は3名体制にしたり、長期休業中は全施設で3名体制にするよう努力がされていますが、早期に常時3名体制にすべきだと考えます。
 また、県の運営基準では集団活動の規模は40人を限度として、41名を超える場合には複数の集団活動が出来る体制をとることが必要です。よって南町や北町においては増設を検討していくべきだと考えています。