ついに8月からファミリー・サポート・センターはじまる

 ファミリー・サポート・センターとは「子育ての援助を受けたい人」と「子育ての援助を行いたい人」が会員になって、お互いの理解と協力のもとに、地域のなかで子育てを支えあう会員組織のことです。

 これまで、日本共産党では、子育て世代が、「少しの時間子どもを預かってもらえる人がいない」との悩みを聞いて、他市のサポートセンターなどにも視察へ行き、蕨市にもぜひファミリー・サポート・センターを設置してほしいと一般質問で何度も取り上げてきました。そして、ついに今年度予算で設置費用が計上され、蕨市社会福祉協議会に委託してセンターの設置が行われました。実際には8月から援助活動がスタートします。

 7月14日には、社会福祉センターにおいて、はじめての入会説明会と講習会が行われ、100名近い参加者が集まりました。

 説明会では、他市のセンターの様子をビデオで見たり、入会方法や注意事項を聞き、その場で申し込み書を書いて依頼会員として登録することができました。また、提供会員はその後に行われた、「子どもとのコミュニケーション」や、「子どもの安全と応急処置」などの講習を聞いて会員登録をしました。

センターを順調に運営するためには、会員が増え、援助活動の輪が大きく広がることだと思います。依頼会員は社会福祉センターへ行き説明を聞いて登録することができます。提供会員は今後隔月で行われる、育児についての講習会に参加して登録をすることができます。詳しいことは、わらびファミリー・サポート・センター(月〜金曜日・午前9時〜午後5時・電話443―1800)までお問い合わせください。