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介護保険料が大幅値上げ 
日本共産党は修正案を提案し、原案に反対

 今議会には、介護保険料を第四段階で月額千円、年額で一万二千円も値上げする内容の介護保健条例の一部を改正する条例が提案されていました。(表を参照)。日本共産党は市民負担増となる問題点を様々な角度から指摘してきました。
 更に議会最終日、日本共産党は第一〜四段階で市の提案よりも値上げを抑える内容の修正案を提案しました(額などは表を参照)。提案説明に立った鈴木智議員は、市民負担の深刻さを訴えた上で、これによる保険料の不足は日本共産党の試算では、二〇〇六年度で二千五百五十万円程度となること。千葉県浦安市では、三月議会で市民負担軽減の為に一般会計からの繰り入れを議決していて、蕨市でも市民本位に予算を組替えれば可能なことなど、合わせて訴えました。
 これに対し、他の会派は質疑や討論で自らの立場を示さないままで日本共産党の提案を否決。続いて、市の条例改正案には、日本共産党の五人と小林議員が反対し、他の十六人が賛成。本会議では、市民の負担増については、日本共産党以外からの発言や問題点の指摘がされないまま値上げが議決されました。

(値上げされた介護保険料と日本共産党の提案)