環境福祉経済常任委員会の報告
最低保障年金制度の創設を求める陳情が不採択に
環境福祉経済常任委員会の報告
市会議員 やまわき紀子
環境福祉経済常任委員会は六月七日に開かれ、陳情一件、議案五件について審議されました。
最低保障年金制度の創設を求める陳情
年金者組合から提出された陳情に対して、日本共産党が賛成討論を行ったのに対して、新政会、市民連合(一関議員)が反対討論を行い、他の会派も反対し、不採択となりました。
介護給付等の支給に関する審査会の委員の定数等を定める条例
障害者自立支援法に基づき市町村審査会を設置する条例で、医師など五5の3グループで7月から週一回約10件ずつを審査する予定です。
国民健康保険条例の一部を改正する条例
公的年金等控除の見直しによって所得増となる高齢者(80人)の方に二年間の激変緩和措置を講じるものです。
損害賠償の額の決定について
平成十四年に市立病院に来院した患者が絞扼性イレウスにて緊急手術のために転送した川口市医療センターにおいて翌日死亡したのは、市立病院での診断が遅れた過失等が原因であると損害賠償を求めらていた裁判で、5500万円を支払い和解しようとするものです。経過や再発防止について院長から詳しく述べられました。
※ 陳情以外の議案については全会一致で可決されました。