6月定例市議会終わる
「岡崎春雄議員に対する出処進退を求める決議」が可決
六月定例市議会は二十日、陳情二件、市長提出議案二十件、日本共産党市議団提出の修正案二件、議員提出議案三件を採決(各会派の態度は表1に掲載)して閉会しました。
陳情のうち、「最低保障 年金制度の創設を求める陳情」は山脇紀子議員が賛成討論を行い、日本共産党と市民連合の小林正議員が賛成しましたが、不採択になりました。「公契約におけ る適正な労働条件確保に関する意見書の提出に関する陳情」は、全会一致で採択されました。
市長提出議案では、国民保護法に関連する四件の議案で会派の意見が分かれました。日本共産党は二議案に反対し、二議案に修正案を提出(原案に反対)しました。市民連合の小林議員も採決で日本共産党と同じ態度でした。他の会派と市民連合の一関和一議員は、すべての議案に賛成しました。
市長提出議案を採決したあと、三時間近く休憩を挟み、「岡崎春雄議員に対す る出処進退を求める決議」 (市民連合の小林議員が提出者で、日本共産党の五名と市民ネット21の岡田議員を除く四名及び市民連合の一関議員が賛同者)が採決され、十八名の賛成で可決(別掲記事参照)しました。「決議」の内容は、「岡崎議員の行動は辞職に値するので、公式に謝罪し出処進退を明らかにすることを求める」というものですが、岡崎議員は両方とも行おうとしませんでした。
議員提出議案は、「公契 約における適正な労働条件確保に関する意見書」及び「出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書」が全会一致で可決しました。
今議会の一般質問者は十五名で、日本共産党五名、新政会四名、市民ネット21三名、市民連合二名、公明党一名でした。
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議案と陳情に対する各会派の態度
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