一般会計補正予算質疑
補正予算質疑で校舎の耐震化、障害者地域生活支援事業の利用者負担等を質す
市会議員 志村しげる
志村茂議員は二〇〇六年度一般会計補正予算について、五項目の質疑を行いました。質問内容と答弁要旨は次の通りです。
◆総務管理費に計上されている修繕料の内容と当初予算に計上しなかった理由
【答】地下変電室空調機故障や七月の保守点検で非常灯用蓄電池の液漏れによる機能低下が指摘され、緊急に修繕を行う必要が生じた。
◆市民会館改修工事の内容と補正で計上する理由
【答】本年度になってから行った点検で、腐食が激しく機能維持が困難だとわかったので、早く工事を行いたい。
◆十月から障害者自立支援法が本格実施されるが、地域生活支援事業の利用者負担をどう考えているか
【答】地域生活支援事業には、現行の障害福祉サービスの一部が移行するものと新規事業とがある。補正予算に計上されている事業で従来のサービスが移行するものは、移動支援事業、デイサービス事業、日中一時支援事業があり、新規のものは、相談支援事業がある。
利用者負担については、近隣市の状況や現在の負担状況などを見ながら検討している。
◆介護保険の要支援認定者に対するケアプラン作成業務について、臨時職員の勤務条件と雇用期間、及びその後をどう考えているか
【答】民間事業所への委託が予定より進まず、地域包括支援センターの職員三名では間に合わないので、パート一名、嘱託二名を増員する。職員によるケアプラン作成がどの程度必要になるのかの予測が難しいので、雇用期間はとりあえず今年度末までで、その後は状況を見ながら対応する。
◆小中学校校舎の耐震診断と耐震補強工事までのスケジュールについて(答弁内容は別掲)