環境福祉経済常任委員会報告
敬老祝金削減、福祉入浴に自己負担導入の福祉切り下げの決算認定に反対
〜環境福祉経済常任委員会報告〜
市会議員 やまわき紀子
九月十一日に環境福祉経済常任委員会が開かれ、条例案六件、補正予算案四件、決算認定五件を審議しました。
◆国民健康保険条例の一部を改正する条例
七十歳から七十五歳の現役並所得者の医療費窓口負担を二割から三割に引きあげ、葬祭費を七万円から五万円に引き下げる二点の改悪内容でした。日本共産党は修正案を提出する予定であるとの反対討論を行いました。他会派は賛成しました。
◆国民健康保険特別会計補正予算
葬祭費を十月一日から引き下げる分として四四二万円の減額補正が組まれていることを指摘して反対しました。他会派は賛成しました。
◆一般会計決算認定
反対討論では、敬老祝金を大幅に削減されたこと、福祉入浴券に自己負担を導入し利用しにくくなっていること、学童保育室では北町・南町地区については増設を検討すべきこと、保育園では十五名の待機児童が生じたことから、見通しをもって正規保育士を増員するよう求め、反対しました。他会派は賛成しました。
◆国民健康保険特別会計決算認定
低所得者世帯の滞納が増えている中、資格証明書の発行が増え続けています。国保税を払いたくても払えない世帯や、高齢者、子どものいる世帯へも資格証を発行し、医療にかかれない人を増やしている市の対応は容認できないとして反対討論しました。他会派は賛成しました。
※その他の議案・決算については全会派が賛成しました。