市民からの意見書を受け付けなかった蕨市の対応について - 駅西口再開発問題で一般質問への不当な答弁
蕨駅西口再開発組合の認可申請に関連して、審査を行う県知事に提出された意見書は32通でした。しかし、当初、蕨市が提出できる要件を狭く解釈したために、窓口の市街地開発室で受け取りを拒否された市民がいました。この市民は県庁の窓口に直接提出し受け付けられ、市の窓口でも提出できるようにもなりましたが、県宛の意見書を市の判断で拒否したのは大問題です。12月18日の一般質問で鈴木智議員がこの問題を質しました。
都市整備部長は、「県知事に提出するのが本筋」「市では受理することはできない」などと、実際とくいちがう答弁。再度の質問に対しては「関係権利者だけが提出できる」と答弁した上で、「鈴木議員は…勘違いされているのではないか」「都市計画審議会で反対したのは鈴木さんだけですよ」などと無関係で事実と違うことまで発言しました。また、「(県が)態度を変えたのは不満」「腰がぶれている」などと、受け付けた県が悪いと言わんばかりの答弁もありました。こうした発言は、議会での答弁としてはあまりにも不当です。鈴木議員は、再開発についての市民の声を聴こうとしない姿勢があらわれていると改めて批判しました。
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