蕨市公共事業評価監視委員会条例について質疑(鈴木さとし)
この条例は、公共事業の再評価を行うための委員会を設置するためのものであり、@再評価の対象となる事業の内容、A方法と基準、再評価の期間、B委員の人選基準、C今後、蕨市で再評価の対象となる事業名の四点について質疑を行いました。
これに対して、@事業採択後に一定期間未着工の事業や長期継続中の事業などの国交省が所管する補助事業が対象となる、A国交省の「再評価実施要領」に基づく手法で、二〜三回の委員会で行いたい、B委員は公平な立場にある有識者(環境、経済、法律、都市工学、建築などの各分野)に委嘱、CH十九年度は中央第一区画整理事業、H二十年度は下水道事業及び錦町と地区区画整理事業を予定、との答弁がありました。
さらに、形式的な再評価に終わらせず、公平な判断が必要との視点から再質疑を行い、市民の意向を範囲させる仕組み、委員の公募と委員会の公開の可能性等について質しました。これに対する答弁は、公募は考えていない、委員会は原則公開とする、というものでした。
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