教育まちづくり常任委員会報告(志村しげる 鈴木さとし)
大型開発推進の予算に反対
教育まちづくり常任委員会報告
市会議員 志村しげる
市会議員 鈴木さとし
教育まちづくり常任委員会は9日、12日の二日間にわたって行われました。以下、賛否が分かれた議案について紹介します。
蕨市公共事業評価監視委員会条例
国の補助を受けている事業で、長期化している事業などについて再評価を行う委員会を設置するための条例です。市民連合だけが反対しました。
一般会計補正予算
蕨駅西口再開発事業に関連して、補助金で県が引き下げた分も蕨市が負担していたという問題、土地購入に2億4千万円者計上が行われている問題を指摘して、日本降参党市議団は反対。市民連合も反対しましたが、採決では賛成多数でした。
一般会計予算
蕨駅西口再開発事業での補助金などの支出、中央第一区画整理事業に関係する繰出金は、市民の望まない大型開発を進めるためのものです。こうした支出を行うのではなく、今後、必要となる校舎の耐震化などに備えるべきです。また、社会教育関係の特別旅費(宿泊を伴う旅費)の全てが同和関係研修などへの参加のためのものであることも、理屈に合いません。一方で、錦町区画整理事業、公園の維持管理、舗装道補修については、その遅れや不十分な点が市民生活に重大な影響を及ぼしており、より多くの予算措置が必要です。日本共産党市議団は以上の理由により反対し、市民連合も反対しましたが、採決の結果は賛成多数でした。
中央第一区画整理予算
事業推進に反対する立場から反対し、市民連合も反対しましたが、採決の結果は賛成多数でした。
錦町区画整理予算
いっそう事業を進めるべきとの立場から、より多くの予算措置を求めて反対。市民連合も反対しましたが、採決の結果は賛成多数でした。
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