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戸田競艇組合議会報告

戸田競艇議会開かれる
―日本共産党は、競艇組合の新たな特別負担に反対―


 戸田競艇組合議会が7月13日に開かれ、日本共産党蕨市議団から志村、梶原両議員が出席(他に日本共産党から花井、本田両戸田市議及び松本川口市議が出席)しました。
 戸田競艇組合は今年2月に「経営改善について」を策定。これにもとづき、組合が全額出資する新会社、「(株)競艇総合管理」を2007年10月に設立させるための準備を進めています。当局の説明は、「戸田競艇の売り上げが減っているため、競艇場の施設管理業務を新会社に全面的に委託して経費節減をしたい」というものです。その方針にもとづいて今議会に、競艇組合職員を新会社に派遣するための条例2件が提出されました。しかし、新会社に派遣される職員の待遇がどうなるかが不明で、職員に不利益をもたらす恐れがあるため、日本共産党は条例2件に反対しました(他の会派が賛成し可決)。
補正予算では、以前から問題になっていた日本船舶振興会への交付金(競艇場の売り上げに応じて日本船舶振興会に拠出する)を売り上げの約3・3%から約2・6%に下げる(戸田競艇組合としては年額2億891万3千円の減額)内容が盛り込まれました。しかし、減額した分の70%(1億4624万円)を競艇事業活性化資金制度特別分担金として「競艇振興センター(日本船舶振興会の下部組織)」に拠出することが
新たに盛り込まれました。日本船舶振興会への交付金を減額するのは評価できますが、新たに「競艇振興センター」に拠出するお金の使い方が十分に説明されず不明朗なため、日本共産党は補正予算に反対しました(他の会派が賛成し可決)。
その他の3件の議案については全会一致で可決しました。