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「議会だよりに議員名など掲載を」「後期高齢者医療制度の改善を」「非核日本宣言」- 9月議会に3件の陳情だされる

3日に開会した定例市議会に、「市議会だよりに議員名・会派名を掲載することを求める」、「後期高齢者医療制度についての陳情」、「『非核日本宣言』を政府に行うよう求める」、の3件がそれぞれ出されました。

議会だよりに議員名・会派名を掲載することを求める陳情は、昨年3月議会で日本共産党と市民連合(当時)が賛成したものの、新政会と市民ネット(いずれも当時)、公明党と自民党が反対して不採択となっています。議員改選後の各議員の態度が問われます。陳情に賛同する市民311人分の署名が添えられています。

後期高齢者医療制度についての陳情は、新しい医療制度について、保険料の負担が重いなどの問題が指摘されていることから、県と後期高齢者医療広域連合へ、意見を出すよう求めています。後期高齢者医療制度は来年4月から始まりますが、75歳以上のすべての人から保険料を徴収したり、資格証明書を発行する可能性があること、医療内容に制限がかかるなどの問題があり、改善の意見が全国の自治体であがっています。

『非核日本宣言』を政府に行うよう求める陳情は、「核兵器の廃絶の提唱・促進」と「非核三原則の厳守」を日本政府が改めて宣言し、核兵器のない世界のため、共同の努力を世界に呼びかけるよう求めています。2010年の各不拡散条約(NPT)再検討会議への準備が4月から始まり、新世代の核兵器開発や、北朝鮮などへの核拡散の危険に対応することが重要課題となっています。

「非核日本宣言」は10日の総務常任委員会で、「高齢者医療」は11日の環境福祉経済常任委員会で、「議会だより」は13日の議会運営委員会で、それぞれ審議されます(いずれも午前10時から)。