議会運営委員会報告 一般質問者の氏名記載の陳情が継続審査(志村しげる)
議会運営委員会報告
「市議会だより」に一般質問者の氏名と会派名の記載を求める陳情書が継続審査
市会議員 志村しげる
9月13日に議会運営委員会が開かれ、陳情1件を審査しました。
「市議会だより」に一般質問者の氏名と会派名の記載を求める陳情書は、蕨市生活と健康を守る会の浅名勝次会長他311名の署名を添えての提出でした。
討論の前の発言で民主クラブの一関委員が、「陳情内容には賛成できるが、そのことは議会だより編集委員会を設置して、そこで議論することになっている」と発言したので、私は「この陳情にどう臨むのかが大事だ。改選前の議会でも編集委員会で議論することになったが、編集委員会が設置されず改選となった。各議員が態度をはっきりさせて編集委員会を行えば決めやすい。氏名、会派名を記載する市議会は増えてきている」と発言し、議会事務局に県内の状況を質しました。
議会事務局の答弁は、調査した37市の内、氏名と会派名を記載するのが12市、氏名のみ記載するのが22市、別枠に氏名を記載するのが1市、議会だよりを発行していない市が2市ということでした。
委員長が発言を打ち切った後、討論・採決に入る前に新生会の三輪委員から「新生会も一関委員、志村委員と同じような方向性だと思っている。しかし、議会だより編集委員会で今回の陳情の件等を含めて見直しを図っていくものと思っている。したがって、編集委員会の動向もあるので、本件は継続審査にすべき」との動議が出され、日本共産党以外の賛成で継続審査とすることに決まりました。
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