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教育まちづくり常任委員会報告 市会議員 鈴木 智

日本共産党以外の会派が、蕨駅のエレベーター設計に反対
 
 教育まちづくり常任委員会は12日に行われ、条例1件、補正予算一件、決算認定5件を審査しました。
一般会計補正予算では、蕨駅のエレベーター設計料に関して、「田中市長の時代と方針を変え、改札外の設置主体に蕨市がなることで合意したのはなぜか」などの質疑が相次ぎました。これに対して市長などからは、これまでの13回の交渉でもJRの態度は変わらず、他駅の状況等を見ても改札外でJRが事業主体となる見通しは困難なことなどが答弁されました。
その後、新生会は「(JRとの合意は)時期尚早」などとする反対討論を行いました。日本共産党は、このまま交渉を続けても見通しがなくいたずらに先送りしてしまうこと、これまで多くの要望がよせられ時期尚早どころか一刻も早い設置が市民の願いであるとの賛成討論を行いました。採決では日本共産党以外の5人の委員がすべて反対し否決となりました。
06年度一般会計決算認定について日本共産党は反対を表明しました。主な理由は、蕨駅西口再開発や中央第一区画整理事業に関連したムダな支出があること、公園の維持管理などより充実させるべきであること、給食センターの調理等の民間委託は認められないことなどです。採決では他の会派全てが賛成しました。
錦町区画整理特別会計決算はより推進すべき立場から、中央第一区画整理特別会計決算は見直しの立場から、日本共産党はそれぞれ反対しましたが、他会派は賛成しました。
なお、他の議案は全会派が賛成しています。