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田中前市長のもと大型開発推進、市民サービス・福祉削減の2006年度決算 - 山脇紀子議員が反対討論

2006年度の市政運営は国の税制改悪にさらに追い討ちをかけるように田中前市長は、大型開発により財政を圧迫する一方で、市民負担増、市民サービスと福祉切り下げを進めました。日本共産党蕨市議団を代表してやまわき紀子議員が問題点を指摘し、決算認定に反対しました。
反対理由の第一に、駅西口再開発、中央第一土地区画整理、同和関係団体の研修への過度な参加など、市民合意のない無駄な支出がされている点です。二つの大型開発事業については現計画のまま推進するという方針を改め、蕨市の現状のあった新しい方向へ切り替えていくこと、そして、多くの市民の声や問題意識に耳を傾け市民参加で見直していくことが必要であったと指摘しました。
第二に、市民の願いとはかけはなれた支出の一方で、市民の願いに応えていない課題として、防犯灯の設置が不十分であった事、在宅重度心身障害者手当の削減、胃がん、乳がん、子宮がん検診に自己負担を導入した事、公園の維持管理が不十分であった問題、錦町区画整理事業の遅れ、学校給食センター給食調理等の民間委託の問題を指摘しました。