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70歳から74歳の病院窓口負担を2割にする条例について質疑 - 市会議員 梶原秀明

2月29日の市議会本会議で「蕨市国民健康保険条例の改定」について質疑しました。

【質】一昨年6月政府与党(自民党と公明党)の医療制度の改定で、70歳から74歳の病院での負担が2割負担に引きあがる。上限額も引きあがる。市の見解は。
【答】法律にもとづき条例を提案した。法律では、2割負担への引き上げの他、自己負担限度額は、入院4万4千4百円から6万2千1百円へ、通院1万2千円から2万4千6百円になる(所得区分「一般」の人)。

【質】対象者はどれほどか。
【答】国保の被保険者は2830人(1月末)。うち1割負担の人は2468人。

【質】国会では昨日(28日)野党4党が制度の廃止法案(後期高齢者医療制度の中止と、70歳以上74歳の2割負担化の中止)を出した。蕨市議会は全議員の賛同で12月に、制度の抜本見直しと2割負担中止の意見書を出した。市も強く意見を出すべきだ。
【答】県市長会を通じ、国等に財政支援を求めている。