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合流式下水道全域の浸水対策調査に1417万円を計上、公共下水道特別会計について質疑 - 市会議員 かじわら秀明

4日の本会議質疑で、浸水対策委託調査予算などを計上した、下水道特別会計08年度予算案に対して質疑をしました。

【質】錦町の雨水対策事業の状況はどうか。
【答】錦町の分流式雨水整備事業として、当面は雨水幹線を主体に整備する。設置した管渠(管路)が、雨水をためる効果を持つ。

【質】合流式下水道緊急改善変更計画の目的は。
【答】一定以上の降雨時に、汚水が河川に流れる未処理水を改善するため、02年度に「改善事業」を創設した。しかし、蕨市内の改善には総額31億円かかり、(財政的に)非常に厳しいので、現実的で効果的な「改善計画の見直し」を行う。

【質】新規に行なう浸水対策事業の内容は。
【答】合流式全域(錦町以外)の浸水被害軽減のため、浸水箇所の特定、雨水貯留施設の設置位置等の技術提案の作成を行うもの。

【質】財源確保はどうか。
【市長】補助金の申請に膨大な図書作成が必要なこともあり、順調に進んだとして09年度補助金申請、10年度設計、11年度工事の見通し。事業費の半分に国の補助、残りの4分の3に起債が認められるだろう。