index
3月定例市議会始まる
「日本一のあったか市政めざし全力尽くす」頼高英雄市長が施政方針を表明

2月25日、蕨市の3月定例市議会が開会しました(日程は前号で予定としてお知らせした通り)。この議会は、頼高市長が初めて当初予算を提案する議会として注目されていたもので、開会前から傍聴を希望する市民が議場前に並び、傍聴席(40席)は満席となりました。
この日の議会では会期の決定などに続いて、頼高英雄市長が施政方針を表明。その中では、市長就任以来の8か月間、昨年6月議会で表明した4つの基本的立場を貫いてきたこと、少しでも市民の皆さんを激励したいという思いで直接市民のもとに出かけ自分の言葉で話してきたことなどが語られました。また、市政検証委員会の設置、連続値上げ計画の凍結、市長公用車の売却などマニフェストで「すぐ実行する」とした5項目はおおむね実行できたことも報告され、蕨市にとっては厳しい状況が続く中でも、市長先頭に市職員が自ら汗を流し、小さなまちの良さを最大限生かしたまちづくりを進めていく必要性が強調されました。さらに、マニフェストに掲げた「3つの改革」の進行状況も報告。「日本一のあったか市政推進に向けて、大きな一歩を踏み出した予算」と位置づけられた2008年度(平成20年度)予算については、「5つの柱」に沿って主な事業や施策が詳しく示されました。そして、最後に、来年の市制施行50周年を未来に向けた新たなスタートにしたいという考えを示すとともに、「7万市民の幸せと生まれ育ったふるさと蕨の発展のためにまい進する決意」で施政方針は結ばれました。
 傍聴に来た市民の方は、「いい話だった」「議会もぜひ市長の方針を応援してほしい」などの感想を語り合っていました。
 その後は、条例案14件、補正予算案7件、予算10件が上程され、議案説明が行われました。