自動車購入費107万1千円を削る修正案に反対討論
市会議員 やまわき紀子
議案第21号平成20年度蕨市一般会計予算に対する修正案について日本共産党蕨市議団を代表しまして、反対の立場から討論を行います。
今回提案されました修正案では、第2款総務費第1項総務管理費第1目一般管理費18節備品購入費の自動車購入費347万1千円を107万1千円減額する修正がされました。
本予算では、それまで総務課所有の17年乗ってきた公用車と、5年リースが切れる公用車の2台を買い替え、1台を普通車で、もう1台をハイブリッド車へと買い替えを予定していました。
いま、世界的に地球環境の保全が叫ばれ、地球温暖化対策や温室効果ガスの排出抑制に努めているところです。蕨市としても蕨市環境基本計画を策定し、その中でも市民や事業者に対して、環境に配慮した車を導入するように求めています。ならば、計画を策定し、率先して実行しなければならない蕨市としても、買い替えが必要なこの機会にまずは1台くらいは、温室効果ガスであるCO2排出量を低減し、低燃費であるハイブリッド車を導入しようという提案は悪いものではないと思います。
埼玉県でも公用車の更新にあたってはハイブリッド車など低公害車の導入が進められていますし、公用車への率先導入により低公害車の民間への浸透を図ることを認めています。また、戸田、川口、鳩ヶ谷市など近隣でも、公用車には環境に配慮した低公害車の導入がすでに進められており、環境にやさしい車が公用車として利用されているのもよく見かけます。
当初予算に提案されているように、2台の自動車購入のうち1台を環境に配慮した車を購入しようという考えは良いと思いますので、この部分を107万1千円減額する必要はないと考えます。
よって、以上の理由から蕨市一般会計当初予算に対する修正案については反対といたします。
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