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衛生センター議会
焼却炉延命化対策工事の請負契約の締結など2議案を可決

 5月8日、蕨戸田衛生センター組合議会定例会が行われました。
 議案の上程に先立って行われた管理者報告で、頼高英雄管理者(蕨市長)は、基金の状況、昨年度の焼却炉延命化対策工事が計画通り実施され稼働していること、今年度の委託・工事の契約・実施の状況などについて報告しました。また、昨年度のごみの搬入量についても触れ、総搬入量は5万7149tで前年度比2・5%の減量、内訳では、可燃ごみ(事業系ごみ含む)で前年度比2・4%の減、粗大ごみ及び不燃ごみは前年度比4・6%の減となっていること、一方、リサイクルプラザに搬入された資源ごみは微増となっていることも報告されました。
今議会に提案された議案は、職員退職金手当条例の一部を改正する条例、工事請負契約の締結についての2件で、両議案とも全会一致で可決されました。
契約の目的となる工事は、焼却炉延命化工事であり、今年度は、焼却施設制御の中枢となる計装制御コンピューターの更新が内容となります。また、工事の関係で、来年2月に一週間ほど可燃ごみの搬入ができない状況となることなどが、これまでに報告されています。なお、延命化工事は2010年度まで予定されていて、耐用年数が15年から20年といわれる現在の施設(これまでに16年間操業)を、さらに15年程度継続使用することができるようにするものです。