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来年10月から住民税も年金から天引きに - 蕨市税条例質疑 - 市会議員 かじわら秀明

6月4日の本会議において、市税条例の改定について質疑しました。これは、今年4月の国会で自民・公明与党により成立した地方税法改定にもとづくもの。内容は、@住民税において寄付金税制を拡充すること。A株式等の譲渡益と配当への優遇税制を2年間延長すること。B年金から住民税を天引きする(来年10月から)ことです。

私の質疑に対して次のような答弁がありました。寄付金については、自分の好きな自治体に寄付をした場合、寄付額の一定部分を税額から控除する、いわゆる「ふるさと納税」が今年1月1日以降の寄付から始まります。社会福祉協議会のような住民福祉に資する団体への寄付も同様で、対象団体は、他自治体の動向を見て指定するとのことです。

住民税の年金からの天引きは、蕨での対象者は約3千人。「本人が了解もしないのに勝手に天引きすることには批判が強い」との指摘に対し、実施時までことあるごとに周知に努め、高齢者にていねいに説明していくとの答弁でした。