6月定例議会始まる 審議される議案等は11件
蕨市の6月定例市議会が開会しました(日程は既報)。初日の2日は、午前10時に開会後、議運の報告や会期の決定などに続いて、頼高英雄市長が市長報告を行いました。報告では、昨年の市長選挙からの一年間の市政運営に触れ、引き続き議員・市民と手を携えて「日本一のあったか市政」めざして全力を挙げる決意を表明しました。また、先日発表された市政検証委員会の結果について、市長タウンミーティングについて、塚越浄水場の改修工事について、の3点について報告がされました。
今議会で審議される議案等は請願1件、陳情1件、条例案1件、人事案件3件、その他5件の合計11件です。このうち請願は、埼玉県農民運動連合会から提出された「ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願」で日本共産党蕨市議団の環境福祉経済常任委員である志村・山脇両議員が紹介議員となっています。
条例案は「市税条例の一部を改正する条例」で、65歳以上の公的年金受給者から個人市民税を特別徴収(年金から天引き)する内容を含んでいます(実施は09年10月から)。これは国会で地方税法が改正されたことに伴うもので、市としては行わざるを得ないものです。衆院での「再議決」で強行した自民党・公明党の責任は重大です。
一般質問は、6月16、17、18日で行われます。日本共産党蕨市議団は、今議会も4人全員が一般質問を行う予定です。