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9月定例議会始まる

75歳以上の人間ドック補助・校舎耐震化の推進が補整予算に盛り込まれる

 9月2日、蕨市9月定例議会が始まりました(日程については既報)。今議会では、請願1件、陳情3件、条例案14件、補正予算案2件、人事案件1件、その他2件と07年度の決算認定9件の審議が行われます。
 補正予算では、75歳以上の市民への人間ドック補助が盛り込まれました。これは、後期高齢者医療制度のもとで補助が受けられなくなっていた市民を中心に多数の要望が寄せられ、党議員団でも6月議会の一般質問で実現を求めていたものです。また、西小4期校舎・中央小校舎・中央東小特別教室棟・二中特別教室棟で校舎の対震度調査を行なう補正も提案されました。これは、耐震化工事の国庫補助率を2分の1から3分の2に引き上げた改正地震対策特別措置法に対応できるように、調査を前倒しで行なうものです。
 決算認定は、田中前市長時代に編成・成立した予算ですが、多くは頼高市長になって執行された内容です。昨年の9月議会では補正予算で防犯対策や学校耐震化の促進、市立病院対策などが盛り込まれ、市民要求が反映されてきました。また、大型開発(蕨駅西口再開発・中央第一区画整理)については事業の見直しが進められています。
 一般質問は、24日(水)から26日(金)に行われます。今回も日本共産党議員団は4人全員が質問を予定しています。