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総務常任委員会報告 - 市会議員 かじわら秀明

市議会は12日に総務常任委員会を開き、請願1件、陳情1件、条例案5件、補正予算案1件、その他1件について審議しました。

請願は、埼玉土建一般労働組合蕨戸田支部から出された「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」です。日本共産党の梶原議員が「消費税は低所得者と中小業者にとって負担が重く、社会保障にとって最もふさわしくない税制だ」と延べ、値上げ反対の意見書を国に出すべきだと、賛成討論しました。一方、民主クラブの一関議員は、「消費税の値上げはいずれ避けられない。引き上げ幅を明らかにし国民に審を問うべき」との趣旨を述べ反対しました。他の委員(新生会・政風会・公明党)は何も発言せず反対、請願は賛成少数で不採択すべきものとなりました。

陳情は北町在住の市民からで、「問題の多い裁判員制度の来年5月実施の延期を求める意見書」です。日本共産党の梶原議員が賛成討論を行ないました。しかし民主クラブが反対討論。他の委員は何も述べず反対、不採択すべきとの結論です。

市長提出の議案(条例・補正予算など)はすべて全員一致、可決すべきとの結果でした。補正予算の主なものは次のとおりです(総務費と消防費)。@市有地売却のための整地。A市民会館の変圧器交換。B住民税特別徴収のためのシステム修正。C消防自動車2台の更新。総務委員会の傍聴者は2人でした。