環境福祉経済常任委員会報告(志村しげる・やまわき紀子)
環境福祉経済常任委員会報告
「75歳以上の人にも保養施設利用補助を」の陳情に全員が賛成
市会議員 志村 しげる
市会議員 やまわき紀子
9月12日に環境福祉経済常任委員会が開かれ、陳情2件、条例改正8件、補正予算2件、専決処分の承認を求めることについて1件を審査しました。
「後期高齢者医療制度に伴う市独自の保健、健康、保養等の助成に関する陳情書」は、人間ドックや脳ドックに対する助成、及び保養施設利用に対する補助を、75歳以上の人にも実施してほしいというもので、志村茂議員が賛成討論を行い、全員が賛成しました。
「介護労働者の処遇改善をはじめ、介護保険制度の抜本的改善を求める陳情」は、@必要なサービスを保障するA介護労働者の処遇を改善し、人材を確保するB介護保険の国の負担を大幅に増やし、介護報酬の引き上げ及び保険料・利用料の引き下げを国に求めてもらいたいというもので、志村議員が賛成討論を行い、全員が賛成しました。
「蕨市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例」は、分娩費用のうち一泊の入院費を安くし、分娩技術料を高くするための改正(6泊7日で約42万円は変わりません)です。
他の条例改正7件は、ほとんどが条文整備です。
一般会計補正予算では、人間ドック等受診費補助金、生活保護面接相談員(全額国庫補助金で雇用)の賃金、保健センターの防水工事等の修繕料が計上されました。人間ドック等の補助金では、「75歳以上全員へのお知らせを検討している」との説明がありました。これは、本会議質疑で志村議員が求めたことに応えたものです。
介護保険特別会計補正予算では、07年度の決算で繰り越したお金を基金に積み立てるもので、介護保険の基金は合計で2億3859万3千円になります。
専決処分の議案は、老人保健医療特別会計において医療費が予算を超過し、国保連合会への支払が出来なくなったため、補正予算を専決処分したものです。
市長提出議案すべてに全員が賛成しました。
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