「消費税値上げするな」の請願へ賛成討論 - 9月市議会で日本共産党
9月議会最終日の9月30日に、『「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願』に、賛成討論を行なった日本共産党の梶原市議の討論要旨は次の通りです。
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この請願は、埼玉土建蕨戸田支部の代表者と、蕨市内の22の建設関連事業者によって出された。「消費税引き上げは仕事と暮らしに大きな打撃を与え、国民の消費を冷え込ませ、これ以上の税率引き上げは到底容認できない」と述べている。消費税は収入のまったくない人にも課税され、低所得者ほど負担率が重い税金だ。食料品にかかる消費税は、月収12万円の世帯の消費税負担率が、月収104万円の世帯の6倍以上になるなど、きわめて逆進的である。
自民党の麻生首相は、2015年ぐらいには、10%にすると公言している。民主党も近い将来の増税を否定しない。それは、民主党公認の一関議員が、総務委員会で、「(消費税の)改定(値上げ)も余儀なくされる時期は必ずありうる」と述べたことにも表れた。
日本共産党は、総選挙政策の柱の一つで「消費税の増税に反対し、庶民生活を応援する減税を実施する」ことをかかげている。増税に反対を貫くとともに、食料品の非課税を緊急に実施すること、高齢者への増税を元に戻すことを求めている。この立場から私たちは、請願に賛成する。
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