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9月議会終わる
75歳以上への人間ドック等の補助を盛り込んだ補正予算などを可決

 9月定例市議会は9月30日に最終日を迎え、各議案への採決が行われました。会派ごとに賛否の異なった議案を中心に、以下、ご紹介します。
 埼玉土建組合から提出された「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願については、梶原議員が総務常任委員会に続いて賛成討論を行い、消費税の問題点を訴えました。採決では日本共産党議員団4人が賛成しましたが、他の議員全員が反対したために不採択となりました。また、裁判員制度の執行予定延期を国に求める内容に陳情も日本共産党だけの賛成で否決されました。一方、「後期高齢者医療制度に伴う市独自の保健、健康、保養等の助成に関する陳情書」「介護労働者の処遇改善をはじめ、介護保険制度の抜本的改善を求める陳情」についてはすべての会派が賛成。介護保険制度の抜本的改善については国への意見書としても全会一致で採択されています。
 市民からも強く要望されている75歳以上への人間ドック等の補助や学校耐震化の推進を含んだ一般会計補正予算は、民主クラブ(一関議員・大嶋議員)が反対したものの、他の会派はすべて賛成し可決されました。補正予算の採決の前に民主クラブから提出された修正案(詳細は別の記事で紹介)は、他の会派の賛成はなく、否決されました。
 2007年度(平成19年度)一般会計決算認定など、他の議案はすべて全会一致で可決しました。
 今議会の一般質問者は15人。傍聴者は本会議に79人、委員会に8人でした。

(請願・陳情及び議案等に対する各会派の態度)