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09年度一般会計予算質疑(やまわき紀子議員)

09年度一般会計予算質疑
国民健康保健税の値上げをストップし、多くの市民要求が反映
やまわき紀子議員が代表質疑

本会議質疑の2日目(3月2日)に2009年度蕨市一般会計予算の質疑に入り、日本共産党蕨市議団からはやまわき紀子議員が代表質疑に立ちました。41項目の質問を行いましたが、その中から抜粋してお知らせします。

◆基金残高について
【質】09年度予算では、各基金から7億196万円の繰り入れがされています。反対に、637万円の積み立てが行われていますが、09年度末の基金残高見込みはいくらになるのか。
【答】財政調整基金約9億3200万円。職員退職手当基金約7億5000万円。公共下水道事業整備基金約8100万円。公共施設改修基金が約2億500万円。蕨駅西口市街地再開発事業基金が約500万円。市庁舎整備基金が約3億300万円。奨学金は2668万円。文化活動事業資金350万円の見込み。

◆市債について
【質】市債とは、市の借金ですが、平成21年度末の市債残高見込みはいくらになるか。またどのように推移しているのか。
【答】一般会計で約124億3800万円であり、市全体で約270億円であり、市債残高は減額で推移している。

◆契約について
【質】前倒し発注や分割発注を予定している公共事業はどうか。
【市長】前倒し発注で9件、分割発注で2件を予定している。
【質】小規模事業契約登録制度の使っての発注見込みはどうか。
【答】設計金額50万円を100万円に引き上げを予定し、市内事業者への参入機会の拡大につなげていきたい。

◆こども医療費について
【質】年齢拡大の内容と実施時期、拡大となる対象者数はどうか。
【答】10月診療分から通院の対象年齢を小学校修了前まで約1700人に拡大する。

◆留守家庭児童指導室
【質】入室児童数はどうか。北町地区留守家庭児童指導室の増設の時期と定員は。
【答】中央68人、南町70人、塚越57人、錦町36人、中央東30人、塚越東38人、北町68人となっている。北町地区に新たに開設を予定している指導室は面積91u、定員35人程度を想定し、8月までに開設できればと考える。

◆保育園について
【質】待機児童の見込みはどうか。さくら保育園で土曜日5時までの保育の利用方法はどうか。
【答】入園不承諾者の状況は0歳児3人、1歳児31人、2歳児12人、3歳児21人となる。土曜日保育は、さくら保育園のみの児童を対象にして行きたい。

◆妊婦一般健康診査の拡大
【質】14回すべて無料にするとの方針があげられ、拡大分として一人どの程度の費用増を見込んでいるのか。実施時期は。
【答】健診費用は拡大による9回分の公費負担は一人当たり54000円となる。本年4月を予定している。

◆小口事業資金融資等利子補給について
【質】180万円の計上だが、実施方法はどうか。
【答】09年4月1日以降の借入者に対して、10年3月までに支払った利子額の全額を市が補給する。

◆蕨駅エレベーター設置
【質】西口へのエレベーター設置工事の今後のスケジュールと、エレベーターの様式や、屋根の設置など周辺環境の整備はどうか。
【答】10年度に西口改札外、11年度には東口改札外にエレベーター設置を予定している。11人乗りの貫通型を計画。屋根の設置、花壇の撤去、彫刻や下水道施設の異説、点字ブロックの設置などを予定している。

◆少人数学級準備予算
【質】教員採用試験の実施方法や、どの程度の採用を見込んでいるのか。
【答】面接と論文による選考が考えられるが、10年度に小学校3・4年生で35人程度学級を導入した場合、2名程度の採用が見込まれる。