環境福祉経済常任委員会報告(志村・やまわき)
環境福祉経済常任委員会報告
市会議員 志村しげる
市会議員 やまわき紀子
環境福祉経済常任委員会は3月5日開催され、条例5件、平成20年度補正予算6件、21年度予算6件を審査しました。
蕨市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例は、介護報酬の引き上げが介護保険料の引き上げにならないように、国が特別に自治体に交付するお金を基金に積み、それを今後3年間で使うための基金の設置です。蕨市には4209万4千円が交付されます。国民の声が反映されたものです。
蕨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、国保税の中の介護納付金の課税限度額を2万円引き上げて9万円にする改正です。これによって国保税が上がる世帯は、介護保険の2号被保険者が1人の場合は課税標準額が約677万円以上の世帯、2人の場合は約577万円以上の世帯で、220世帯が該当します。
蕨市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例は、通院の医療費を小学校卒業まで無料にする改正(現在は小学校3年まで)です。1年間に要する経費は約2100万円です。
一般会計補正予算では、医療費の伸びに伴う国民健康保険特別会計繰出金約1億1700万円を計上するなど、予算の過不足を調整しています。
介護保険特別会計補正予算は、サービス利用が少ないため、減額しています。
平成21年度一般会計予算は、既報のように市民要求をたくさん盛り込んだ予算になっています。
国保会計予算では、保険証を書留で配達するための予算約750万円が計上されました。特定健診については、昨年は受診する人が10月に集中し、受けられなかった人が出たため、21年度は受付を早く始めて分散に努めるということです。
一般会計予算に志村茂議員が賛成討論し、すべての議案に全員が賛成しました。