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公共施設再整備再配置調査研究特別委員会の報告

市会議員 鈴木 さとし
市会議員 かじわら秀明

 3月定例議会で設置された公共施設再整備再配置調査研究特別別委員会の第一回目が5月12日に開催されました。
 はじめに、今後の審議の進め方について審議が行われ、委員長は「現状認識とその分析について議論を行い、その後、有識者を招いての学習や先進地への視察をし、まとめの前にできれば市民の意識調査なども行いたい」と発言。これに対して各委員から意見が述べられ、日本共産党の鈴木議員は「有識者を招いての学習や視察は、審議の過程で必要性が生じた場合でよいのではないか」と発言。全体としてはおおむね委員長提案の方向で一致しました。また、全体の説明と検討が一通り終わったら、次は教育委員会関係施設についての説明を受け、順次進めることが確認されました。
 その後、公共施設の現状と問題点を検討する最初に、07年にまとめられた「公共施設再整備・再配置の方針」について担当者の説明を受けました。これは、前市長のもとで行政経営戦略プランの部会として検討・作成されたものです。説明への質疑など実質的な審議は次回からとなりましたが、梶原議員が「具体的に質疑して明らかにしたい個所がたくさんがある」と発言したように、当時の方針を前提にするのではなく、改めて問題と方向性を検討することが必要です。