常勤医師2人採用など病院改革進む。プレミアム商品券は10月28日から - 9月市議会で市長報告
蕨市9月定例市議会は1日に開会し、頼高英雄市長は、条例案4件、補正予算3件、08年度決算認定10件、計17件を提出しました。他に、市民からの陳情・請願3件が審査されます。
1日に市長は市政報告を行い、最近の市政と当面の課題など、4点を報告。第一に市制施行50周年記念事業では、ジャスラック・サマーコンサート、わらびもの知りウォークラリー、蕨書き順Tシャツ、NHKラジオ体操などの取り組みを紹介しました。書き順Tシャツは合計1700枚が数日で完売するなど大好評でした。
第二に、市立病院経営改革の進捗を報告。08年度決算は4年連続の赤字となったが、病院内では「意識改革」と「スピード」をキーワードに新たな経営改革がスタートしたとしています。その努力が、この9月に、内科(透析専門)と整形外科の常勤医師の採用につながったこと、「地域医療連携担当」を設置するなどPR活動や意識改革で、4月から7月では、入院患者が前年より1178人増加、外来患者は2393人増加し、収益が1億300万円改善しているとの報告です。
第三に、プレミアム商品券の発売が正式に決まりました。「ニコニコ商品券」と命名し、10月28日発売開始、利用期間は来年1月31日まで。初日は各コミュニティーセンターなど市内8ヶ所で発売、額面1万1千円を1セットにして1万円で、1万セット発売します。広報9月号でも紹介されています。
第四は8月上旬に信濃わらび山荘で行なわれた国際青少年キャンプです。蕨の中学生・高校生が、米・エルドラド郡、独・リンデン市、片品村、川上村の青少年と交流・交歓をしたものです。
頼高市長は最後に、新型インフルエンザへの予防の徹底を呼びかけました。9月定例市議会は、7日に本会議質疑、8日から15日まで各常任委員会、24日から28日まで一般質問、30日閉会の予定です。傍聴におこしください。
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