09年度一般会計補正予算に質疑
やまわき紀子
国県の交付金を活用して緊急雇用対策事業等を実現
09年度一般会計補正予算に質疑
市会議員 やまわき紀子
9月7日に09年度一般会計補正予算に関して22項目の質疑を行いました。主な内容は以下のとおりです。
【質】国一次補正の地域活性化・経済危機対策臨時交付金の活用状況はどうか。
【答】今回の補正では、戸籍事務の電算化事業をはじめ、広報用車両の環境対応車への買い替え、錦町1丁目地内の歩道延長整備工事、新型インフルエンザ対応として消防の救急搬送用に使用するマスクや消毒液等の備蓄、第一・第二中学校の生徒用パソコン、小中学校教員用パソコンの整備。すでに予算化したものを含め総額は1億8033万1千円となっている。
【質】緊急雇用創出基金市町村事業費補助金の活用状況はどうか。
【答】自転車盗難等の防犯対策業務をはじめ、広報蕨や写真資料のデジタル化委託、新たに南町に整備する放置自転車等の保管場所において撤去自転車の整理ならびに管理を行う業務の他、増加している生活保護事務に係る臨時職員の雇用、35人程度学級を実施する準備のための臨時職員の雇用、児童・保護者等の個別相談を受けるニコニコ相談員を全小学校の配置する事業であり、緊急雇用期間が2ヶ月以上、6ヶ月未満となっていることから10月以降に活用していく予定である。また、6月補正で予算計上した固定資産税・土地、家屋台帳履歴管理システム導入業務を含め総額は、4343万円となっている。
【質】緊急雇用創出基金事業は教育や福祉など継続性が必要な分野は1回更新ができ実質1年間まで就労が認められるとなっているが、自転車盗難防止対策やニコニコ相談事業など継続が望まれる事業については継続できるのかどうか。
【答】平成23年度まで事業は継続できるが、最長1年間の雇用となっているので、同人数を採用する。
◆他に国庫負担金を活用して、母子家庭自立支援給付費、住宅手当緊急特別措置事業、子育て応援特別手当交付金(平成21年度版)、女性がん検診推進事業、理科教育設備整備事業など新たな事業について質疑しました。