2008年度一般会計決算 鈴木さとし議員が質疑
市民の願いにこたえる市長マニフェストが着実に前進
7日、蕨市議会本会議で、鈴木智議員が2008年度一般会計決算に対する質疑を行いました。
鈴木議員は、2008年度について「悌燻s長にとって初めて当初予算を編成した年であり、多くの市民からマニフェストの本格的な推進・実現が期待された年」であった一方で、「景気の落ち込みの影響が表れはじめた年」だったとその特徴を述べ、続けて19項目に関して質疑を行いました。
主な内容は以下の通り。
【質】景気悪化の市税などへの影響はどうか。
【答】個人市民税においてはH20年度は影響を受けていないが、労働者賃金の引き下げなど相次いでおり、H21以降に減少が見込まれる。法人市民税は数年来税収が落ち込み、H20年度は一部法人で50%を超える減収。この傾向は21年度からより顕著になると見込む。収納に関しても、相談者数や破算・倒産等の裁判所からの通知が増加し、厳しい状況と認識する。
【質】市の借入金残高はどうか。また、方針は。
【答】H20年度末で一般会計の市債残高は126億3900万円。前年度比で約5億5900憶円の減。
【質】防犯灯の設置状況は。
【答】新設51基、建て替え67基で合計118機を設置した。町会からの要望数は概ね設置できている。ちなみに、市長マニフェストの4年間の目標300に対する進捗は平成21年度で95.3%になる。
【質】子ども医療費無料制度拡大の実績はどうか。
【答】。拡大分の対象児童数は4959人で、その支給件数及び金額は、本決算の対象となる10月診療分から1月診療分の4カ月分で、6509件、1379万2343円。
【質】妊婦健診の公費負担が2回から5回に拡大されたが、実績はどうか。
【質】妊娠届出数は609人(前年度比+35)に対して受診者は615人(前年度比+37人)。妊娠届出数分受診が増えた。負担軽減という面で成果があった。
【質】後期高齢者医療被保険者への人間ドック等受診費補助金の実績はどうか。
【答】10月に実施し4月に遡及して補助することとした。実績は人間ドック79件(前年受診数89件)、脳ドック86件(同24件)ペット健診1件で166件(前年度113件)。
【質】蕨駅エレベーターの設計業者の選定方法。
【答】一般競争入札により決定。公平かつ公正な予算執行がされた。
【質】校舎耐震化の進捗は。
【答】東小・西小・中央東小で実施。耐震化率は39・5%となった。
【質】タウンミーティングの開催数と参加人数は。
【答】街づくりの柱となる4つのテーマで延べ8回開催。全体で203人が参加、約百点の意見質問があった。