9月定例市議会終わる
「所得税法第56条の廃止を求める請願書」を賛成多数で採択 - 市長提出議案17件は全会一致で可決
9月30日、蕨市9月定例議会は最終日を迎え、請願2件、陳情1件、条例案4件、補正予算案3件、2008年度決算認定10件、議員提出議案1件について採決が行われました。
「所得法56条の廃止を求める請願」については日本共産党、公明党、民主党の各会派が賛成し、賛成多数で採択。これを受けて市長提出議案の採決が終了した後に議員提案された「所得税法第56条の廃止を求める意見書」も賛成多数で可決されました(別記事で詳報)。「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」は日本共産党が賛成しましたが新生会・公明党・民主党が反対、「生活保護の母子加算の復活を求める意見書の提出を求める陳情書」については日本共産党(梶原議員)、民主党(一関議員)が討論を行い賛成しましたが、新生会・公明党が反対したため、どちらも賛成少数で不採択となりました(別記事で詳報)。
悌燻s長が提案した条例案4件、補正予算案3件、2009年度決算認定10件については、すべて全会一致で可決されています。
またこの日の議会では、埼玉県後期高齢者広域連合議会議員の選挙、全国都市問題会議への議員の派遣の決定、各常任委員会の行政視察にかかわる閉会中の継続審査事項の議決なども行われました。
今議会の一般質問は日本共産党議員団4人を含む14人が行いました。議会傍聴は、30日の最終日に請願・陳情の提出者を中心に多くの傍聴者が訪れるなどして、全体では述べ106人人でした。