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12月定例市議会が開会する

 蕨市12月定例市議会は11月26日に開会し、頼高英雄市長は、条例案8件、補正予算案1件、人事案件1件、その他1件の計11件を提出しました。他に、市民からの陳情・請願2件が審査されます。
 26日に市長は市政報告を行い、最近の市政と当面の課題など、4点を報告。 
第一に平成21年度の市民意識調査の結果がまとまり、調査結果の主なものを紹介。「蕨市が子育てしやすいまちだと思いますか?」との質問に対し、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人の割合が昨年度から7・3ポイント増の48・6%となり重点的に取り組みを進めている子育て支援が市民の皆さんの意識の中に浸透してきたことを感じていることなどを報告しました。
 第二に、蕨駅西口エレベーター設置工事の進捗状況について報告。埼玉県から補助金の交付決定通知を受け、9月25日に一般競争入札を行い請負業者を決定。工事日程については、11月中旬から実質的な工事に着手し、平成22年3月19日を契約工期として工事を進めていきます。工事期間中は市民の皆さんには何かとご不便をおかけすることもあるかと思いますが、歩行者の安全対策等に万全の注意を払い、工事を進めていくのでご理解とご協力を市民に求めました
 第三に、新たに北町地区に開設した留守家庭児童指導室B館について報告。入室児童の増加に伴う施設整備として、北小学校の体育館に併設している事務室を改修し、北町地区で2箇所目となる指導室B館を開設すること。運営については、入室定員を35名とし、先月10月1日から開設することができ指導員を7名登録し、そのうち常時4名配置し、1年生13人、2年生2人、3年生1人の計16人の児童に対し、月曜から土曜日において生活指導を行っていると報告しました。
 第四は市制施行50周年記念事業について報告。11月1日には市制施行50周年記念事業のメイン事業である記念式典を市民会館大ホールにおいて盛大に挙行。様々な記念事業を紹介し、3月28日には市民公園の桜まつりに併せてクロージングセレモニーを開催するなど多くの市民の皆さんの心に残る50周年にしていきたいと呼びかけました。

12月定例市議会は、30日に本会議質疑、1日から各常任委員会、10日から14日まで一般質問、16日閉会の予定です。ぜひ傍聴におこしください。