6月定例市議会が閉会
〜 市長提出議案は全て全会一致で可決 〜
6月21日、6月定例市議会は最終日を迎え、これまで審議されてきた陳情2件、市長提出議案15件について採決が行われました。
陳情2号「子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書」については、民主党の反対討論(委員会では日本共産党、公明党がそれぞれ反対討論)の後、採決が行われ、新生会8人(1人は議長のため採決に加われない)が賛成したものの、他の会派が反対し賛成少数で不採択となりました。また、陳情6号「米軍普天間基地移設問題について、沖縄県民の負担を軽減させる解決をするよう、政府に対して意見書を提出することを求める陳情」は全会一致で採択。35人学級3校分を計上した当初予算を1校分増やし4校で実施するための補正予算など、市長提出議案15件も全て全会一致で可決されました。
また、陳情6号の採択を受けて、委員会提出議案「米軍沖縄基地の移設と沖縄県民の負担軽減を求める意見書」が提案され、可決されました。
6月定例市議会の傍聴者は、合計89人でした。
傍聴しやすい環境を
以前から傍聴者から「市長の声は聞こえるが、他の答弁者の声が聞こえにくい」「設備の改善などはできないか」などの意見が寄せられていました。そうした声を受け、日本共産党市議団は、音響設備の音量を上げること、答弁者がはっきりと発言することなどを会派代表者会議などで提案。一定の改善が行われ、「聞きやすくなった」との感想も寄せられました。