議会運営委員会報告 - 2件の陳情が審査対象外に! ―日本共産党は審査を主張― 議会運営委員 志村しげる
蕨市議会9月定例会に向けた議会運営委員会が8月27日に開催され、議会日程や陳情の取り扱いを決定しました。
会期(9月1日〜30日)や日程等は既報のとおりの「日程案」で決定しました。
陳情は提出期限の8月23日までに3件が提出され、「街路灯電気料助成の増額を求める陳情書」は、13日に開かれる総務常任委員会に審査を付託することが決まりました。
市外から郵送されてきた「安心・安全な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情書」は、公明党から審査対象にすることに反対の意見がでたため、審査の対象になりませんでした(市外から郵送の陳情は、審査することに反対の会派があれば審査対象にしない扱いのため)。
「議会運営委員会を原則公開にすることを求める陳情」については、松本徹議長(公明党)から審査対象にしないという提案があり、協議の結果、日本共産党以外の会派がその提案に賛成したため、審査しないことに決定しました。議会運営委員会の傍聴については、請願・陳情等を審査する場合は3つの常任委員会(総務、環境福祉経済、教育まちづくり)と同様に傍聴できますが、議会日程など議会の手続きに関する協議の場合は非公開にしています。この扱いは議会によって違いがあり、日本共産党は傍聴を認めるべきだという考えです。私は「今回の陳情は議会が傍聴について議論をする良い機会なので、本陳情を審査対象にするべきだ」という意見を述べました。新生会の岡田栄次委員は「審議を深く進めるためには非公開が良い」と述べました。民主党の一関和一委員は「議会運営委員会は法的な議決機関になったので公開しても構わない」との意見を述べましたが、採決では本陳情を審査することに反対しました。
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