環境福祉経済常任委員会報告 - 市会議員 志村しげる・鈴木さとし
環境福祉経済常任委員会は9月14日に開かれ、陳情1件、条例改正1件、補正予算2件を審議しました。
開会前に健康福祉部長から「100歳以上の人17人と100歳に到達した人10人の所在を確認したところ、死亡した人1人を含めて全員を確認できた」との報告がありました。
審議に入り、「街路灯電気料助成の増額を求める陳情書」について、志村市議が当局に現状を質すと、商店街が管理している街路灯は565灯、平成21年度の電気料は900万2456円、そのうち市が補助しているのは300万811円との答弁でした。本陳情は、現在の市の補助率を3分の1から2分の1に引き上げてもらいたいというもので、全員が賛成しました。
蕨市ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例は、法律の改正に合わせて条文を改正するもので、内容の変更はありません。
一般会計補正予算では次のものが計上されました。
◆特別支援学校等放課後児童クラブ(蕨げんきクラブ)のエアコン設置に補助金100万円(全額県費)。
◆赤ちゃんを連れて外出する人への支援として、公民館や児童館等におむつ交換台やベビーベッド等を設置する赤ちゃんの駅設置事業で190万円(13施設の19箇所。全額県費)。
◆インフルエンザ予防対策として、空気清浄器を学童保育室と保育園に設置する費用259万8千円(36台分。全額県費)。
◆住宅改修資金助成金(住宅リフォーム助成)が現在までに10件、87万7千円が使われており、予算が足りなくなる恐れがあるため、50万円を増額補正。
◆2009年度に国や県から蕨市に入った負担金・補助金について、実績に基づいて精算するための返還金が7項目で合計3103万6千円。
介護保険特別会計補正予算では、09年度の保険給付費が予算より少なかったため、約3569万円が今年度の繰越金として入ってくることがわかったので、そのうちの1256万1千円を介護保険給付費準備基金に積み立て、1275万1千円を返還金に当てました。
審議した議案すべてに全委員が賛成しました。
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