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消防行政のマスコミ報道を受けて消防長が報告

8月30日付埼玉新聞が蕨市の消防行政について、「熱中症 救急出動せず」等と報じたことについて、9月1日の本会議終了後の会派代表者会議で、小川消防長から説明がありました。以下、その報告要旨を掲載します。
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7月23日午後7時4分、救急車をお願いしますとの通報があった。通報者から、症状の確認や点滴を受けた状況、かかりつけ医の有無などを聴取した。さらに本人の訴えの聴取を続けたが、話が長引くと思い、緊急回線を空けるため、一般電話にかけ直すことをお願いしたところ了解を得られたので、いったん電話を切って待っていたが、かかってこなかったので、出動しなかった。

翌24日午前7時11分、同患者に対する救急要請があり、救急隊が出動したが、到着時はすでに死亡していた。

傷病者の方がなくなられたことは大変残念。消防署は救急要請にはすべて応えているが、通報者から救急要請を「断られた」と受け止められてしまったのであれば、今後の対応を改善していかなければならないと考えている。