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12月定例議会が始まる

防犯・駐輪対策強化、指定管理者の指定など18議案を市長提出
 本年最後の定例市議会が11月26日に開会しました。12月17日までの日程。悌煢p雄蕨市長から、条例案6件、補正予算案4件、人事案2件、その他6件の計18件が提出されました。市民からの請願として「温水プールの建設を求める請願書」が出されています。
 主な議案は、給与等の改定(後掲)、西口第2自転車駐車場の一時利用の廃止、水道給水条例改正(市長報告の5番めに関係)、南町のデイサービスセンター設置条例の廃止、市民会館・市民体育館・プールの指定管理者の指定など。補正予算では、夜間防犯パトロール、駅東口周辺の駐輪指導の強化、「ワクワク体験にぎわい館」への補助、などが計上されました。
 市長報告にたった悌燻s長は、前議会以降の市政について5点説明しました。第1は、22年度の市民意識調査結果。「まちへの愛着」を「感じている」が、昨年比3・9ポイント増の71・7%。これからも蕨に「住みたいと思う」が、4・9ポイント増の64・1%などでした。
 第2は、障がい者の夜間保護事業の進捗。本年4月に開始した同事業は31人が登録し23件の利用があり、利用がひろがっています。「今後も、地域生活を支える事業として充実させていきたい」と述べました。
 第3は、4月開始の乳児家庭全戸訪問事業(通称、こんにちは赤ちゃん訪問事業)の進捗。これは4ヶ月未満児をすべて訪問するものですが今年度10月末まで332件の出生があり同日までに206件を訪問しました。育児放棄などにつながる事例はありません。
 第4は、戸籍の電算化事業で一部の電算化をすでに開始し全ての戸籍の電算化を年度末に完了する予定です。戸籍に関する窓口業務の効率化を図ります。
 第5は、来年4月開始をめざす直結給水の拡充について。10階建てまでの共同住宅について、衛生管理の観点から受水槽を経由しないで給水するしくみを導入します。
 議会は、13日から15日が一般質問です。

給与改正条例・議員報酬改正条例を可決
 条例案のうち2件は、市長・副市長・教育長の給与改定、及び、職員の給与改定で、議会初日の総務常任員会で全委員が賛成。11月30日の本会議で可決・成立しました。この給与改定は、12月支給の期末手当・勤勉手当の削減であり、人事院勧告に準じて手当を引き下げるものです。引き下げ総額は、5340万円になると、委員会審査で人事課長から説明がありました。また、同じく30日の本会議では、各会派の代表が提出者・賛成者となり議員報酬を改正する条例案(期末手当の0.1カ月減額)を提案。全会一致で可決しました。