総務常任委員会報告 - 温水プールの請願は趣旨採択を求める-かじわら秀明市議
定例市議会は1日に総務常任委員会を開き、付託された請願1件、条例案2件、一般会計補正予算、その他3件の計7件を審査しました。
請願は「温水プールの建設を求める請願書」。梶原市議は、30億円近く要する施設建設は、今の市財政事情から現実的でないこと、さくら保育園・図書館との複合化を請願は求めているが建設方法にしばりをかけることは好ましくないこと、請願者の願意には賛成できることを理由に、趣旨採択の動議を提出しました。しかし動議は、梶原市議だけの賛成で否決。請願について、新生会の川島議員が賛成討論を行い、採決では梶原市議が退席。他の委員の賛成で、採択すべきものとなりました。
審査では梶原市議が市当局に、市の総合振興計画実施計画について質問。来年度には、市庁舎の改修に約1億7千万円、学校校舎耐震化に約3億6千万円、学校校舎改修に約1億3千万円などを計画していると答えました。温水プールより優先すべき仕事がたくさんあると言わざるを得ません。
市長提出議案については全て、全員の賛成で本会議で可決すべきものとなりました。
条例の一つは、沖電気わきの自転車駐車場(第二駐車場)の有料化。ここは、勤め人等の利用が多く、一時利用目的から逸脱していることから、来年4月から、線路沿いの第一駐車場と同じ料金体系とします。代わりに、第一駐車場の駅に近い部分を(一定時間無料の)課金式一時利用駐車場にします。なお、「くるる」のイベント開催時は、第一・第二駐車場の空きスペースを臨時の無料駐車場にするとの説明がありました。
その他のうち一つは、市民会館の指定管理者として蕨市施設管理公社を指定するもの。2社の応募があり選定した結果、地元に密着した運営、文化・芸術の発信などで優れた点の多い施設管理公社を、今年度までの5年間につづき、来年度からの5年間も、指定管理者候補として選定したと説明がありました。
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