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「蕨市デイサービスセンター設置及び管理条例を廃止する条例」について鈴木議員が質疑

 鈴木智議員が行った質疑の概要をご紹介します。

【質】南町デイサービスセンターの指定管理の条件、経営状況等はどうか。
【答】「蕨市デイサービスセンターの設置及び管理条例」に基づき、通所事業・介護予防通所事業を実施することを基本に定めた。指定管理制度を実施した平成18年度以降黒字で、平成21年度の黒字は500万円程度の黒字で、延べ利用者数は3369人、稼働率は66.5%。
【質】本条例を廃止する理由と今後の対応はどうか。
【答】指定管理者の指定が期限を迎えるにあたり検討した。@市内に11か所あるデイサービスセンターの内、市の施設の指定管理者だけが賃貸料なしで運営し他の介護事業者とのバランスを欠くこと、A利用率が高く自立した運営が可能であること、という理由から市の施設を廃止し民営化しようというもの。今後の対応は、23年度は(現指定管理者の)寧幸会に、平成24年度以降は公募により選定される事業者に賃貸しデイサービス事業を実施する。
【質】デイサービスセンターの存続が不確定になることはないか。
【答】存続しないとの想定はない。他の事業所も賃料を払って運営している。また、本施設の賃料は黒字の中で吸収できる範囲になる。これまで長らくデイサービスを行ってきた場所であり、今後も十分にやっていける。