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3月定例議会はじまる

「日本一のあったか市政めざし、市政運営に全力」
 悌煢p雄市長が市政方針表明
 2月24日、2011年第1回蕨市議会定例会(3月議会)が開会しました。3月議会は、来年度予算の審議などを通し特に注目される議会で、各議案を通して市政のあり方についても様々な角度から議論が交わされます。本議会の市長提出議案は、条例案7件、補正予算案10件、予算案9件、その他1件が市長提案です。また、市民などからの請願・陳情の内、請願2件、陳情1件が審議されます。(詳細は2月20日付、及び27日付の民主わらびで既報)。
 初日にあたる24日は、議会運営委員会委員長、公共施設再整備再配置特別委員会委員長、議長からの報告などが行われた後、悌煢p雄市長が市政方針を表明しました。悌燻s長は、初めに、これまでの市政をふり返って、公約・マニフェストの着実な推進、市立病院の5年ぶりの黒字化、市財政の健全化、市民との直接の対話・ふれあいの4点で「貴重な成果・前進があった」と紹介。続けて、市民生活が依然として厳しい状況にあることや、地域コミュニティーが社会問題化している現状に触れ、「市民の暮らしを支え、心が通い合う『あったか市政』の継続発展こそが、今、切実に求められている」と語り、「今後とも市長として、日本一小さな蕨市で日本一のあったか市政をめざし、市政運営に全力を尽くす」と決意を表明しました。また、来年度の市政運営について、あったか市政の継続・発展、協働型のまちづくりの推進、活性化への取り組みの強化、市財政の健全化の4つの重点方向で臨みたいと抱負を語り、小学校の普通教室・特別教室へのエアコン設置、子宮頸がん等各種ワクチンへの公費助成などの施策を紹介。さらに「3つの改革」と「あったかプラン」項目に沿って主な施策を紹介しました。最後に、「『あったか市政』は、この時代の激動期、転換期にあって、地方分権時代の要請に応え、7万市民の幸せと蕨の限りない発展につながる方向であると確信しています」
と述べ、市政方針を締めくくりました。
 この日、2月15日付で新生会の須賀たかし議員から辞職願が出され許可したことが議長から報告されました。また、教育まちづくり常任委員会に岡田栄次議員、環境福祉経済常任委員会に池上智康議員(両議員とも新生会)と、所属が変わったこと、須賀議員に代わって教育まちづくり常任委員会委員長に岡田議員が常任委員長に選出されたことが報告されました。
24日の傍聴者は49人。傍聴席(40席)は満席で、別室での傍聴も行われました。。