6月定例市議会始まる
悌煢p雄市長が市長就任あいさつ行う
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市職員に対して就任あいさつをおこなうよりたか英雄市長(6月13日) |
悌煢p雄市長が市長に再就任して最初の市議会となる6月定例会が20日開会され、悌燻s長が市長就任あいさつと報告を行いました(記事別掲)。その後、市長提出議案の上程・議案説明がされました。
今議会における市長提出議案は条例案1件、人事案7件、契約案1件、その他1件の計10件です。請願・陳情はありませんでした。
条例案は、蕨市税条例の一部を改正する条例で、東日本大震災の被災者の負担軽減を図ることを目的にした「地方税法の一部改正」に伴う措置を講ずるためのものです。人事案は、公平委員会委員3人、固定資産評価審査委員会委員3人、人権擁護委員1人を決めるためのものです。契約案は、消防署で使う救助工作車を約8千2百万円で購入しようとするものです。その他は、2008年4月から老人保健制度が後期高齢者医療制度に変わったことに伴い、老人保健医療特別会計を廃止するにあたって、決算処理のために補正予算を専決処分したことについて承認を求めるものです。
【悌燻s長の市長就任あいさつと報告の要旨】
このたびの市長選挙で、市民の皆さんの大きなご支持をいただき、再選することができました。今回の選挙結果は、マニフェストの着実な推進や市財政の健全化、そして、いつでも市民の皆さんとふれあい、ともに市政を進める「あったか市政」を市民の皆さんが積極的に評価していただいたものと、大変嬉しく思っております。同時に、あらためて市民の皆さんの期待の大きさを実感しており、この4年間着実に前進してきた蕨の市政を更に発展させるべく、決意を新たにしているところです。
私は2期目のマニフェストで、3つのビジョンと41の推進項目を示しました。
第1のビジョンは、防災、防犯、環境など、引き続き安全安心のまちを目指すことです。第2のビジョンは、にぎわいと活力あるまちを目指すことです。第3のビジョンは、子どもとお年寄り、障がい者に優しいまちです。この3つのビジョンは、1期目の4年間、市民の皆さんとともに進めてきた「あったか市政」の成果の上にたって、それを更に前進させるものであり、この「新あったかプラン」の着実な推進を通して、市民の皆さんの期待に全力で応えていきたいと思います。
次に、東京電力福島第一原発の事故に伴う対応ですが、放射線の影響について市民の皆さんの不安にお応えするために、水道水の検査に加えて、測定器を購入し、学校や保育園、公園などとともに、学校などのプールについても測定を委託したところです。結果が出しだい、市ホームページなどで公表してまいります。
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