【6月議会】大震災をふまえ、蕨市の防災計画充実を提案 - 市会議員 かじわら秀明の一般質問
東日本大震災と防災計画
【質】3月の大震災への市の対応はどうだったか。
【答】地震発生当日午後3時30分に災害対策本部を設置。ただちに市内の情報収集を開始。被災者と帰宅困難者の対応として、下蕨公民館と旭町公民館に避難所を設置した。市内では、屋根瓦落下など一部破損39件あったが、人的被害はなかった。7月1日から震度5弱以上が予想される場合に、防災行政無線から緊急地震速報を発する。
【質】首都圏地震に備え、防災計画の充実が必要だ。
【答】大震災をふまえた国・県の改定をもとに、蕨市の計画を充実させる。
【質】建物の耐震化推進を。
【答】(学校校舎耐震化に続き)学校体育館の耐震化を優先している。他の施設についても財源確保策を考えながら計画的に進めていく。非耐震化の民間木造住宅が4940戸あると推定している。耐震化の制度があるとの周知を強めたい。
【質】近所を守る自主防災会への支援強化を求める。【答】自主防災会の現状を調べ、補助額(現在上限5万円)を引き上げたい。
市役所通りにひと休みできるベンチの設置を。
【答】歩行者の安全確保、住宅出入り口などを考慮して、設置を検討したい。
北町公民館のスリッパを改善してほしい。
【答】スリッパの買い替え、清掃回数を増やす、ロッカーの場所変更など検討する。
市民体育館が重複して予約できないことがあるとの声がある。雨漏り対策も求める。
【答】重複することは少ないと思うが、不公平があれば改善したい。雨漏りはまずは原因箇所を特定する。
◆他に、わらび公園解体時の騒音・粉じん・振動を低減する対策を求めました。部長は、請負者と協議し近隣への影響を少なくする対策をとると答えました。
|