環境福祉経済常任委員会報告 - 市会議員 志村 しげる・やまわき紀子
環境福祉経済常任委員会が9月14日に開催され、補正予算2件を審査しました。
一般会計補正予算では、福祉総合システム修正委託料で、障害者自立支援法の10月改正分にむけてシステムを修正するもので、10月改正から重度視覚障害者の同行援護が自立支援法対象サービスとなること、グループホーム等の家賃助成を低所得者に月額1万円の助成が実施されることです。高齢者地域つながり再生事業では、救急カード(冷蔵庫に貼れるマグネット式)を1万部作成し、一人暮らし高齢者等に配布。施設開設準備補助金は、中央3丁目に11月から開設される、認知症対応小規模多機能型居宅介護施設の開設準備経費を、県補助金として交付されるものです。総合社会福祉センター改修工事では、多機能型施設へと改修するための工事費用です。子育てパンフレット作成委託料は、児童虐待防止啓発事業としてポスターやパンフレットを新しく作成し地域へ配布するものです。児童虐待の相談件数は、09年16件から10年は36件と増えていることが質疑で明らかとなりました。また、家庭保育室環境改善事業補助金では、2園の保育室の改修工事に4分の3を県が補助するものです。
介護保険特別会計補正予算では前年度繰越金を返還金と基金積立金に繰り入れるものです。
2件の議案に、全委員が賛成しました。
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