12月定例市議会が開会
12月定例市議会が開会
中学校の全教室にクーラーを設置するための債務負担行為を提出
12月定例市議会が11月28日開会しました。提出された議案は、市長提出議案が14件(条例案10件、補正予算案1件、その他3件)、請願が2件です。
条例案は、法律の改正に伴うものと鳩ヶ谷市が合併したことに伴う条例改正が7件あり、それ以外では、1億円の寄付を積み立てるための基金を設置する条例、職員の給料を人事院勧告に準拠して引き下げる条例改正、蕨市知的障害者更正施設ハート松原及び授産施設レインボー松原を障害者自立支援法に基ずく多機能型事業所スマイラ松原に変更する条例改正です。
補正予算案は、交流プラザさくら内に3か所目の子育て支援センターを設置するための備品購入費、新たに41区画のファミリー菜園を作るための工事費、リフォーム助成金が足りなくなることに伴う増額補正などが計上されました。それと、今年度は予算の支出はありませんが、来年の7月から中学校の全教室でクーラーが使えるようにするための債務負担行為も補正予算に盛り込まれました。
その他の議案は、鳩ヶ谷市が合併したことに伴うもの2件と、事故に関して和解をするために議会の議決を求めるものです。
請願は、「日本農業と地域経済、くらしと雇用をこわすTPP(環太平洋連携協定)に参加しないことを求める意見書の提出を求める請願」と「大雨による水害対策の推進を求める請願」です。
市長提出議案の説明に先立ち、志村茂環境福祉経済常任委員長など3名の委員長から視察報告がされ、続いて市長報告がされました。市長報告では、@市民意識調査の結果について、A市長タウンミーティングについて、Bワンデイシェフレストランぷらっとについて、C北町1丁目の雨水調整池築造工事について、D福島第一原発事故に伴う放射線への対応について報告がされました(市のホームページに全文掲載)。