総合社会福祉センター設置及び管理条例の改正に質疑(志村しげる)
蕨市総合社会福祉センター内のハート松原(定員20人)とレインボー松原(定員40人)が、来年度から定員80人の多機能型事業所スマイラ松原に移行する条例改正に対して質疑しました。
【質】ハート松原とレインボー松原の現在の登録者数と1日の利用者数はどうか。
【答】登録者数はハート松原が26人、レインボー松原が41人。利用者の平均はハート松原が23・3人、レインボー松原が28・5人。
【質】多機能型事業所スマイラ松原の定員80人の内訳と職員体制をどうするのか。
【答】生活介護が45人、就労継続支援B型が29人、就労移行支援が6人を予定している。職員体制は、サービスごとの増減はあるが、現時点では現在の職員体制でやる予定と聞いている。
【質】生活介護が定員20人から45人に増えて、就労継続支援B型が40人から29人に減る理由は何か。
【答】いま、意向調査の途中だが、レインボー松原から生活介護に移りたいという人がいる。4〜5年先を見据えると、生活介護が増えると思っている。
【質】新体系サービスに移行することで、施設を運営する側の収入と利用者の負担はどう変わるのか。
【答】新体系サービスのほうが報酬単価が下がり、かなりの額の減収になる。利用者負担は特に変わらない。
【質】来年3月で特別支援学校を卒業する人で、ハート松原やレインボー松原に入りたい人の把握はどうか。
【答】卒業するのは5人と聞いているが、全員がこちらに入るかはわからない。
【質】スマイラ松原の利用者は増えてくる。福祉事業は人の配置が重要だ。指定管理料を増やさなければ職員体制の充実は図れない。職員体制をどう思うか。
【答】現在、相当手厚い配置をしているので、一定の人数については吸収可能と判断している。
【質】(特別支援学校高等部を卒業して就労継続支援B型を望む人も、一旦は就労移行支援に入るようだが)就労移行支援に最低どのくらいいる必要があるのか。
【答】1〜3か月程度様子を見るようだ。
【質】スマイラ松原の部屋はどう変わるのか。
【答】1階をドリーマ松原、2階を生活介護、3階を就労支援事業とする。
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